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山形市の霞城公園に重要文化財に指定されている美しい擬洋風建築物、旧済生館があります。今は山形市郷土館となっており、外観だけでなく建物の中の構造、美しさも見ることができます。平成の今でもこの建物の素晴らしさには感嘆の声をあげたくなるほどですから、建てられた明治の頃はさぞハイカラに際立ったものであったと思います。
約7ケ月で完成したとありますので、当時の道具や初めての洋風建築であることを思うと明治の宮大工達の苦労と仕事ぶりには畏敬の念を抱きます。七日町にあった建物を現在の霞城公園に移築修理工事したのは昭和42年です。仕事は困難の連続でもあったようで、郷土館の案内書には、昭和の宮大工たちの苦労として当時の様子が記されており、その一節に弊社初代社長、市村清治郎のことも紹介されています。
職員の方の話によると、屋根裏に市村の名前が残っているとのこと。次の修復も手がけられるように、そんな思いで今日も伝統の技と心を磨いていく決意です。
2007/09/14
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