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本社展示資料館には、さまざまな宮大工道具を展示しています。また、羽黒山五重塔、法隆寺夢殿、金閣寺などの歴史的建築物を本物と変わらない技法、同じパーツでの縮小版を造って展示しています。資料館の目的は、大きく2つあります。1つは、宮大工の弟子の養成のため。山形では、京都や奈良などと違い、宮大工としての仕事はそう頻繁にはありません。でも、伝統技術を後世に残していくために、若手の大工に図面から木材加工、墨付け作業、のこぎりで切ったパーツの組み合せと4ケ月以上も費やして製作していきます。もちろん、時間だけでなく、手間も費用もかかります。
もう1つは、たとえば、お寺の建替えなどがあった場合に、弊社でお受け出来れば一番ですが、お寺には、それぞれ檀家さんがいますから、そこには大工さんもいることでしょう。当然、そこの檀家にあたる大工さんに仕事がいくと思われます。しかし、通常の大工さんでは、お寺を建てるなど、一生に一度あるかないかですから、困った時に、我流でやったり、無駄に時間だけをかけずに、誰でも自由に来ていただいて、細かい技法まで学んで欲しいという思いです。
最近の住宅建築では建材を機械で加工するプレカットシステムが普及していますので、それはそれで効率的かもしれませんが、極端な話、カンナやのこぎりが使えなくても家は建てられます。でも、大工にとっては、道具を正しく使いこなしてこそ、職人としての技と誇りがあると思います。
最近は、若い方でも和風モダンな木造住宅を望まれるお客様も増えています。
どなたでも自由にご覧いただけますので、ぜひご覧ください。ただし、電話で事前にお問い合せください。もし、じっくりとご覧になるために、展示物の説明が必要な場合は、その旨もお伝えください。

2008/05/01
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